"Sundial"日時計(-34°)| Sandial (-34°) 2019
Paper, photographs,UV filtering acrylic cut at 34°, frame
日時計(48°)| Sandial (48°) 2022
Cloth, drawing during lockdown (Stuttgart),UV filtering acrylic cut at 48°, frame
<日時計>
2021年から22年に滞在したシュトゥットガルト。ロックダウン中に描いていたドローイングと規制が明けてすぐの街を巡って買ってきた布、そしてシュトゥットガルトの緯度48°に切断された紫外線を遮断する直角三角形のアクリル板で構成されている。なお、日時計を作成する時は、その場所の緯度を用いて製作するそうだ。2019年のブエノスでの滞在を契機に始めた<日時計>のシリーズは、写真の場所や描かれた場所を示しつつ、紫外線の遮断作用によって時間の経過とともに長い時間を掛けて表面に差をもたらす。ドローイングや写真などが、経年で変化をもたらす紙や布などの支持体にコラージュされ、時が経てば変化していく(はず、だ)。
10年後、50年後、100年後の未来について想像する。長い年月をかけて日時計のように時を刻んでいく。差異のない作品表面は現在を指し示す。この構造を持つことで、色が退色した姿、すなわち未来を想像する契機をもたらすのだ。数十年後、私たちはどのような世界に生きているのだろうか。未来を想像することー 想像力で視えてくる「未来視』により、私たちの世界について考える。
日時計(23°)| Sandial (23°) 2020
Paper, photographs,UV filtering acrylic cut at 23°, frame
日時計(54°)| Sandial (54°) 2020
Paper, photographs,UV filtering acrylic cut at 54°, frame
日時計(48°)| Sandial (48°) 2020
Paper, photographs,UV filtering acrylic cut at 48°, frame
日時計(45°)| Sandial (45°) 2020
Paper, photographs,UV filtering acrylic cut at 45°, frame
日時計(35°)| Sandial (35°) 2020
plywood photographs,UV filtering acrylic cut at 35°, frame
The copyright in these pictures and captions etc, are owened by Nobuyuki OSAKI.
No part of these works may be reproduced or transmitted in any form or by any means without the written permission of Nobuyuki OSAKI